カンボジアで外貨預金?

ドル化しているカンボジア経済

カンボジアで外貨預金という言葉を聞いて、ピンとくる人は少ないだろう。そんな途上国の通貨なんて信用ならない・・・当然、多くの人がそう思うに違いない。

しかし、カンボジア経済は、高度にドル化した経済なのだ。カンボジアリエル(1ドル=約4000リエル)という通貨があるものの、基本的には、カンボジア国内、どんな田舎にいってもアメリカドルが使える。というより、米ドルが基本通貨で、1ドル以下の単位を、リエルで運用しているのが実情だ。

銀行口座の通貨も選べる

主に流通している通貨がアメリカドルであるため、銀行口座もドル建て、リエル建てのいずれかを選択できる。実際、リエル建ての口座を持っている人のほうが少なく、多くの人はドル建ての銀行口座を持っている。

好調な経済成長を背景に高金利を維持

カンボジア経済は、順調な発展・成長を続けている。その成長力を背景として、銀行の金利は総じて高い。カンボジアに資産を置くという、そもそものリスクは大きいが、ドル建てで運用できること、高金利であることは、大きな魅力であることは間違いないだろう。

非居住者でも比較的簡単に口座開設が可能

カンボジアは総じて外国資本の受け入れに対して積極的である。個人資産についても比較的緩やかで、非居住者、もっと言えば、旅行者でも比較的簡単に銀行口座が開設できる。

ちょっとした旅行でカンボジアを訪れ、銀行口座開設、外貨で資産運用することも簡単。あくまでもご自身の責任のもとだが、ぜひ、チャレンジしたい領域だ。